直指
二手目を一手目の縦横に付けます。以後その線を軸に左右対称になり、三手目の点をその対称でまとめると十三通りが残ります。
五目並べの開局とは最初の三手のことです。盤が空なので選択肢は無限に思えますが、中央の規定と対称を取り除くと、異なる開局はちょうど二十六通りしか残りません。黒の先手の利がもっとも濃く集まる区間なので、連珠はこの三手ひとつひとつに名前を与えてきました。
一手目(黒)は盤の中央、天元に打ちます。
二手目(白)は天元を囲む3×3の中に打ちます。回転と対称で同じ形をまとめると残るのは二つだけです — 縦横に付ける直指と、斜めに付ける斜指。
三手目(黒)は天元を中心とした5×5の中に打ちます。
直指と斜指それぞれで三手目の打てる点をふたたび対称でまとめると、十三通りずつ残ります。13 + 13 で二十六、これが26開局です。
二手目を一手目の縦横に付けます。以後その線を軸に左右対称になり、三手目の点をその対称でまとめると十三通りが残ります。
二手目を一手目の斜めに付けます。今度は二子を通る対角線が対称軸になり、こちらも十三通りが残ります。
名前は日本の連珠界が付けました。分ける規則はひとつだけです — 一手目と三手目が同じ線か対角線の上に一路空けて並べば星、それ以外はすべて月です。
だから花月と浦月は月であり、寒星と疎星は星です。名前の末尾を見るだけで、三手目が一手目と筋を合わせたかどうかが分かります。
三手目が一手目と同じ線上にあり、あいだが一路空いています。斜めに同じ形で置いても星です。
三手目が一手目と筋を作りません。星の条件を外れた配置はすべて月です。
直指十三と斜指十三です。番号は連珠の国際表記(D1〜D13、I1〜I13)に従います。
このページは開局の分類と名前までを扱います。開局ごとの三手目の座標や定石の手順は連珠の専門資料の領域なので、ここには載せていません。
これらの名前は連珠から来ています。連珠は黒に禁じ手を課し、大会では開局ごとに釣り合いを取る規定(五手に二か所を提示するなど)をさらに重ねます。
Gomoku Mateの自由ルールにはその仕組みがないため、黒の序盤の有利さは連珠よりも大きいです。禁じ手と序盤規定を使いたい場合は、対局ルールで連珠または連珠 · 公式開局を選んでください。 連珠 · 公式開局は最初の三手の中央制限と先後交換に加えて、5手目を黒が二か所提示し白が選ぶ大会方式もそのまま採用しています。
五目並べの世界選手権が2009年から使っている序盤規定は ‘Swap2’ です。一方が黒二つと白一つを自由に置き、もう一方がその局面を見て、白で続ける・黒を取る・黒白を一つずつ追加して色の選択を返す、のいずれかを選びます。先手の勝率が52%前後まで下がる方式なので、序盤の名前を覚えるより局面を評価する力が問われます。Gomoku Mateでは対局ルールの ‘五目並べ · Swap2’ でそのまま打てます。禁じ手はなく、ちょうど五連のみが勝ちです。
ですから実戦では名前を覚えるより先に三つあります。中央の近くに打つこと、自分の石を散らさないこと、そして一手ごとに相手が三や四を作れるかを先に見ることです。
禁じ手をくわしく見る自由ルールでは必要ありません。序盤の名前と定石は連珠の禁じ手と大会規定の上で育った知識で、自由ルールにはどちらもありません。連珠または連珠 · 公式開局を選べば、同じ知識をそのまま使えます。
一手目が天元、二手目が天元を囲む3×3、三手目が天元中心の5×5に限られ、回転と対称で同じ形をひとつと数えるからです。直指十三と斜指十三で二十六になります。
二手目をどこに付けるかです。一手目の縦横なら直指、斜めなら斜指です。対称軸が変わるため、三手目が作れる異なる形もそれぞれ十三通りに分かれます。